
ビッグテックからLegalForceへ!グローバルに活躍するエンジニアがなぜLegalForceを選んだのか。
2022年8月、GoogleからSRE(Site Reliability Engineer)がLegalForceに入社しました。「LegalForceキャビネ」のSRE Chapter Leadを担うLevi Scogginsが、なぜLegalForceに興味を持ったのか。入社前の印象や入社後に感じたギャップなど、率直に語ってもらいました。
Levi Scoggins(スコギンズ リーバイ) 開発本部 LegalForceキャビネ開発部 SRE Chapter Lead
アメリカ出身。高校から日本語を勉強し始め、新卒で大手投資銀行グループからオファーを受け日本に移住。その後、京都大学大学院で情報学を修了したのち、ゲーム会社や證券会社、GoogleでDevOps / クラウドエンジニアとして約15年間の経験を積む。2022年8月にLegalForceに入社し、10月からはSRE Chapter Leadを担っている。
※Chapter:プロダクト内の特定専門領域の横断組織
「チームの一員としてもう一度手を動かしたい」という思いが、転職のきっかけに
― 新卒で来日したということですが、どんなキャリアを積んできたんですか?
学生時代から日本に興味があり、友人の誘いがきっかけで、新卒で大手投資銀行グループの日本法人でエンジニアとして働き始めました。数年働いた後、大学院でHCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション)を学びました。その後、ゲーム会社や証券会社で約10年勤務し、Googleへ転職しました。
― Googleでの業務内容を教えてください。
最初の2年は、日本のクライアントに対するGoogle Cloudの技術サポートを担当していました。その後Professional Services Organization(PSO) チームへ異動し、クラウドエンジニアとしてクライアントのクラウド移行をサポートしていました。主にゲーム会社に対して、運用前のアーキテクチャの設計やレビュー、負荷試験などを行い、ローンチまでのさまざまなアドバイスをしていました。
― 転職を考え始めたきっかけは何でしたか?
前職ではコンサル的なポジションだったので、提案はするものの自分で開発をしたり、運用することはありませんでした。お客さまには「理論上こう動きます」という話はできますが、自ら実証できないことに申し訳なさも感じていました。
自分で何かを作り上げたり、作ったものをさらに良い形で使ってもらえるよう改善していくということからしばらく離れていたこともあり、チームでまた自ら手を動かしたいと思い、転職を決意しました。

リーガルテックはビジネスチャンスが大きい? 入社の決め手は「相手を尊重し合う環境」
― なぜLegalForceに興味を持ったのですか?
リーガルの分野には正直はじめは興味がなかったんですが、法務の仕事をテクノロジーで効率化していくと聞いて、独自性の高いサービスに価値を感じました。契約に携わる仕事は紙文化が根強く、ビジネスチャンスが大きい。ディスラプションを起こせるだろうと思いました。サービスの将来性に、興味を惹かれました。
― LegalForceの選考が他の会社と異なる点に驚かれたとか。
これまで経験した選考では、コーディング試験で技術力を判断される形式が中心でした。一方、LegalForceの選考は、面接官と話し合いながらインフラ設計の課題を解決していく対話型の選考でした。お互い対等な立場でコミュニケーションを取りながら自分の能力を見てくれたことにとても良い印象を抱きました。
― 最終的にLegalForceを選んだ決め手を教えてください。
面接官の印象が一番良かったことです。最終面接では、直前まで英語を使って仕事をしていたこともあり日本語が少したどたどしかったのですが、真摯に対応いただき、一緒に働くイメージが湧きました。初めてのスタートアップでしたが、この環境なら安心して飛び込めるなと思いました。
また、今後やりたいことをヒアリングしたうえで、自分に合ったChapter Leadというロールを提案してもらえたのも決め手になりました。
― 初めてのスタートアップへの挑戦ということで、不安はありませんでしたか?
もちろん大企業とは違って、これからどうなるかわからない部分はたくさんあります。ただ、スタートアップだからこそ、変えられるところもたくさんある。組織も柔軟に変化していくし、大きな会社ではなかなか経験できない楽しさがあると思っています。

優秀なエンジニアとの出会い 自然言語処理や機械学習技術との連携も魅力
― 実際に入社してみて、ギャップはありましたか?
「IT企業はアメリカが圧倒的に強くて、日本はそれに比べるとまだ発展途上」というイメージがありましたが、LegalForceにはビッグテックでも通用するような高いスキルを持ったメンバーがたくさんいて驚きました。
また、アメリカのドラマ「シリコンバレー」みたいに、ガレージのようなところで仕事をするのを想像していたのですが、実際は組織や仕組みもある程度できあがっていて、安心しました。
入社前は「スタートアップだから、自分ががんばらないと何も進まないかも…」と覚悟をしていましたが、優秀なエンジニアが多く、協力し合える環境でした。
― 現在担当している業務を教えてください。
今の業務は、「LegalForceキャビネ」のインフラの設計、構築がメインです。CPUやメモリを監視しながらスペックを変えたりもしています。具体的には、Terraformを使ってCI/CDを直したり、アプリケーションのデプロイを高速化したり、Kubernetesの構築、ファイル構造の改善などをしています。
前職まではマネジメントやコンサルの業務の比重が大きく、開発の時間が限られていましたが、LegalForceでは期待以上に開発に携わることができています。
― ビッグテックを経験されたLeviさんが感じる、LegalForceならではの魅力はありますか?
「LegalForce」と「LegalForceキャビネ」は、プロダクトに自然言語処理技術と機械学習の技術が使われています。これらの技術とインフラを連動させることは、エンジニアとしてはとてもおもしろいポイントです。自然言語処理や機械学習を担う機械知性研究開発部に、優秀なエンジニアや研究者がたくさんいることも魅力です。
グローバル展開を見据えたLegalForce チャレンジは無数!
―これからのLegalForce、どんなことが楽しみですか?
LegalForceは、これから米国市場を皮切りにグローバル展開を進めていきます。米国向け契約レビューサービスを開発するエンジニアが入社してくることや、将来のグローバル展開を見据えたSREチーム作りをしていくことにワクワクしています。最近では、SRE hiring committeeを設立しSREの採用プロセスの改善を進めています。日本発のリーガルテックサービスで世界を相手に戦う、優秀な仲間に会えることがとても楽しみです!
―最後に、どんなエンジニアと一緒に働きたいですか?
ベタですが、チャレンジ精神旺盛な人、日々の変化の中から改善点を見出していける人と一緒に働きたいなと思います。LegalForceはスタートアップではありますが、日々めまぐるしく状況が変わるわけではないので、その点は安心してほしいです。
LegalForceは既にある程度大きくなった企業だと見られがちですが、まだまだ自分が会社やプロダクトに与えられる影響は大きいです。大きな裁量に魅力を感じるエンジニアはLegalForceのカルチャーに、合っていると思います。

Come build the next generation of legal technology platforms with us!
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SRE / Site Reliability Engineer