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対談:ライフステージに合わせたワークスタイルの選び方

近年、仕事と生活のバランスをとるというワークライフバランスから一歩進み、仕事・生活双方を調和させながら効率的に活動していこうという「ワークライフマネジメント」という考え方が注目されています。

LegalOn Technologiesにも、仕事とプライベートのメリハリをつけながら活躍する女性社員が少なくありません。
そこで今回は、既存顧客のサービス活用支援などを行う「カスタマーサクセス部門(以下CS)」に在籍する篠原と岡本に、ワークライフマネジメントのコツについて話を聞きました。

篠原 綾乃(しのはら・あやの) カスタマーサクセスグループ シニアマネージャー
人文学部を卒業後、新卒で金属の専門商社に営業職として入社。その後、デジタルマーケティング企業のCSに転職。出産を経て、2022年にCSとしてLegalOnに入社。

岡本 未世(おかもと・みよ) カスタマーサクセスグループ
総合政策学部を卒業後、新卒でエンジニアリング会社に事務職として入社。その後、広告会社の営業職に転職。2023年にフィールドセールス(以下FS)としてLegalOnに入社。

ライフステージを見据え、さまざまな職種を経験

小学生になった一児の母でありながらシニアマネージャーとしても活躍する篠原。

― おふたりの経歴について教えてください。

篠原 私はLegalOnが3社目になります。
1社目は金属の専門商社で、営業をしていました。
3年ほど勤めてデジタルマーケティングの支援会社に転職し、SaaSのCSとそのプロダクトの責任者を担いましたね。
また、この企業に勤めて2年目には出産も経験しました。

そして、子どもが4歳のときにCSとしてLegalOnへ。
現在は、LegalOnに入社して2年3ヶ月ほどになります。

岡本 私も2度の転職を経てLegalOnにやってきました。
1社目は鉄鋼系のエンジニアリング会社で営業事務や秘書業務などの事務職を、2社目は広告会社でtoC営業に携わりました。
LegalOnにはFSとして入社し、現在はCSを任されています。
LegalOnに来て、ちょうど1年ほどです。

― おふたりとも幅広い業界を経験されていますが、転職のきっかけはありましたか。

篠原 1社目は金属を扱う企業で、いわゆる男性社会だったので女性営業の難しさを感じました。
「業界や仕事内容を変えたほうが面白味があるのかな」と思い転職を決めましたね。

また前職は、自身のSNSも駆使しながらデジタルマーケティングに取り組んでいました。
CSの領域にはやりがいを感じていましたが、SNS以外の方法で深めていきたいなと思ったのが転職のきっかけです。

岡本 前職でCSをされていたことが現在に活かされているんですね。
仕事は忙しかったですか。

篠原 とても忙しかったですね。
納期が厳しい仕事だったので、連日残業続きのこともありました。
7年勤めたんですけど、30代になって子どもが小学生になることを考えたときに、仕事をコントロールできる環境が望ましいなと。
小学校入学までまだ2年ほどあったのですが、「早めに転職して、人間関係を構築したり業務内容を把握したりしておくことが最善かな」と思いLegalOnへ入社しました。

岡本 私は1社目で営業事務職をしていたときに「この仕事はIT技術の進化で今後失われていくかもしれない」と感じたことが転職のきっかけになりました。
今後のキャリアアップを考えるなら、より人間の介在価値が見出せる職種に就きたいと思い、営業職を。
いわゆる営業会社で、広告業界は大変だとも耳にしていたのですが、20代前半という若さを糧にして自身の力を試してみたかったんです。

篠原 「若いからできる」という、そのときのライフステージをきちんと見極めて行動しているのが素晴らしいです。

岡本 2社目は3年半ほど勤めたのですが、「お客様にもっと必要とされるサービスを提供したい」と思い、二度目の転職を決めました。

― 転職先をLegalOnに決めた理由を教えてください。

篠原 前職は自社開発のツールではなかったので、自社開発の商品のほうが顧客の声を反映して改善・成長できると感じていました。
そんな中でプロダクトの責任者を任され、スタートアップに関わる情報を集めていたので、当時から拡大基調だったLegalForce(LegalOnの旧社名)のことは知っていたんです。

リーガルテックは成長規模も大きく、その様子をCSとして見届けられることに魅力を感じ、LegalOnに応募したんです。
成長過程で組織の変化やマネジメントを体感できるし、自身の価値や領域が広がる面白さを見出せそうだなと思いました。

岡本 私がLegalOnを知ったとき、まだリーガルテックは今ほど浸透していなかったと思います。
なので、その世界を広げていく楽しさや、お客様に知ってもらうお仕事にやりがいを感じましたね。
SaaS領域やIT業界に興味があったのも転職のきっかけです。

篠原 実は私は知り合いのつてがあって、入社前に色々聞けたのですが、岡本さんの転職活動はどうでしたか。

岡本 あらかじめ会社見学をさせてもらっていたので、LegalOnの雰囲気が知れて良かったですね。
それから、面接時は面接官の方が大事なことをピンポイントで聞いてくれたので、自分と波長が合いそうだなとも感じました。

業務をコントロールし、私生活も充実させながらキャリアを積み重ねていく

「20代は体を張るチャンス」と自身のキャリアアップにも積極的な岡本。

― お仕事の様子はどのような感じでしょうか。

篠原 私はCSの中の企画職寄りの組織に在籍しています。
CS内を横断してのイベントなどの施策を考え、活動する部署です。
例えば、ユーザー会の企画やセミナーの立案などを行っています。

岡本 現在はCSの組織に在籍し、セールスコンサルタントを担っています。
契約いただいたお客様が初めて訪れる相談窓口のような存在です。

具体的には、お客様の状況をヒアリングし、活用支援や運用支援、場合によっては他のサービスを追加でご案内するといった活動を行っています。
各メンバーがそれぞれ複数の顧客を受け持っています。

篠原 私も以前は同じ業務を担当していたのですが、多い日だと日中ほとんど商談ということもありますよね……
結構な仕事量ですが、それでもマネジメントさえきちんとできていればお休みも問題なく取れていました

メールのやり取りやお客様からのお問い合わせも可視化されていますから、見通しが立てやすく、休みの調整もしやすいです。
私生活など色々な軸をもちつつ、仕事もしっかりとこなせる社風がLegalOnの良いところです。

もし、緊急でお休みしなければならない場合もフォローし合う体制が整っているので「代わりに商談出るよ」「問い合わせに対応するよ」という掛け合いが自然と生まれます。

岡本 そうですよね、私は連休をもらって海外旅行に行ったりもします。
その際には、期日を前倒して動いたり、お客様に迷惑がかからないよう社内調整をしたりして業務をコントロールしています。
若手メンバーがプライベートな事情で休む場合でも、上司からマネジメントが入ることはあっても休みが取りにくい雰囲気はありません

逆に、社員のお子さんの体調不良などで業務のしわ寄せが来るという悩みも特にないですね。
私も将来的には結婚や出産を考えているので、助け合える雰囲気があるのはとてもありがたいです。

篠原 私は子育てをしながら働いていますが、仕事をするなら中途半端よりも一生懸命取り組んだほうが絶対面白いと思っていて。
急遽お休みをもらうこともありますが、LegalOnではみんなが助けてくれるので、その分「私も頑張ろう」って思えるんですよね。

― 子育てなどのプライベートを支える仕組みはありますか。

篠原 業務内容や勤務経験にもよりますが、私は現在週に3日程度の在宅勤務を行っています。
勤務体系がフレックスなのもあって、子どもを早く迎えに行かなければならない日なども業務をコントロールしながら働けていますね。 

LegalOnでは上長との1on1を実施していて、その機会に家庭の相談もしました。
子どもが小学校に上がるので、業務をコントロールしながら働きたいんです」というように。
現在の部署配置も、この相談を踏まえての対応なのかなと思います。

岡本 個々の働き方の希望を相談できる環境は理想的ですよね。

篠原さんを模範として、業務をマネジメントしながら限られた時間内で生産効率を上げ、仕事とプライベートの充実を図っていきたいと思います。

周囲には、ビジネス法務検定などの資格取得に挑戦して自己研鑽に励んでいる方も多く、日々刺激を受けています。 

ワークライフマネジメントを実現できる、柔軟な働き方

― 「こんな方ならLegalOnに向いていそうだな」という人物像を教えてください。

篠原 自分の“芯”になる部分を持っている方が向いていると思いますね。
特にLegalOnの営業部門に所属する女性社員は、穏やかなんですけど意思がしっかりしている人が多い印象です。 

それから、ロジカルな思考を持つ方も向いていると思います。
お客様とお話しするときに、要点を掴んで的確に受け答えができたり、課題や問題を先読みして提案できたりする力が求められるので。

岡本 仕事の中で意見を出し合える姿勢も大切ですよね。
協調性を持ちつつ、仕事としてメリハリをつけられる方が向いているのではないかと。

篠原 特にCSには20代後半の女性社員が多くて、キャリアチェンジや今後の働き方を考えた上で転職してきた人がほとんどです。
結婚や出産など、ワークライフマネジメントを考えながら働いているんですよね。
育児休暇を取得している社員も何名かいます。

― CSには、マネジメント力の高い女性社員が多いようですね。

 岡本 篠原さんを中心に、生活を大切にしながらキャリアも積み重ねている方がたくさんいます。
また、LegalOnは部署異動や組織改正も柔軟なので、入社後に「こういうことやってみたい」というキャリアチェンジも視野に入れられるのがいいですね。 

篠原 CSは横の繋がりも濃いので、開発と連携を取っている間に開発へ異動される人もいますよ。
社員育成を専任とするイネーブルメント組織が今期から立ち上がっているので、顧客課題をまとめたり、法務ドメインの知見を深めたりする機会も生まれそうです。 

今後もマネジメント力を活かしつつ、LegalOnで活躍されることを期待しています。
本日はありがとうございました!

仕事と生活を主体的にマネジメントしながら、どちらも充実させて活躍している従業員が多いLegalOn。
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