みんな法務未経験 営業担当者育成の裏側を紹介
こんにちは!社内報編集担当の濱田です。この記事では、10月に営業担当者向けに開催した「法務体験ワークショップ」の様子を紹介します。
リーガルテックのリーディングカンパニーとして法務部門をサポートするサービスを開発しているLegalOn Technologies(LegalOn)。
法務プロフェッショナルの方々に向けてソリューションを提案するには、実務に関するレベルの高い知識が求められます。
ただ、前職までに法務向けサービスを取り扱ったことがない人がほとんどです。
こうした課題を解消してもらうため、LegalOnでは法務業務への解像度を上げるための施策を随時実施しています。
その一つとして、営業担当者向けに「法務ワークショップ」を開催しています。
営業担当者向け「法務ワークショップ」を開催
ワークショップは今回が2回目。今回は9月以降に入社した社員やインターン生ら13人が参加しました。
講師は法務グループの村嶋宏紀・ゼネラルマネージャーが務めました。
「今日、契約を結んだ人はいますか?」
こんな呼びかけで研修がスタート。
売買契約のような契約は日常にあふれていることを紹介しつつ、契約法務の基礎を解説しました。
「そもそも契約とは『申し込み』と『承諾』の意思表示の合致。書面で取り交わさずとも、契約は成立する」と紹介したのち、書面化することでお互いの齟齬を減らすことができることや、型化して契約を円滑に進めることができることを紹介しました。
さらに村嶋ゼネラルマネージャーは「誰に商品を売るか、いくらで売るかについても、民法の原則では自由」などと伝え、参加者は自分たちの営業活動をイメージしつつ理解を深めていました。
その後、参加者は法務のメイン業務の一つ「契約書レビュー」に挑戦。企業活動で最も交わされる契約類型の一つである「業務委託契約書」のレビューに取り組みました。
法務担当者として、委託者とコンサルティング契約を交わしたい事業部門(営業部など)からレビュー依頼を受けた、という想定で取り組みました。
実際の契約書のレビューにはほとんど初めて取り組む参加者たちは四苦八苦。
「どこまで細かく修正を依頼して良いか分からない」「網羅的に指摘ができたか不安」といった声が出ていました。
村嶋ゼネラルマネージャーは「契約書のどの点が重要なのか、メリハリをもってチェックを」「『何をお願いするのか』『取引内容は正しく反映されているか』『お金の箇所では意図が正しく反映されているか』の確認が一番大事」などと伝えていました。
また、「レビューそのものを目的にするのではなく、目の前のビジネスが円滑に進むようレビューすること」「事業部とコミュニケーションを取って案件の背景を知り、法務担当者なりの考え方を持って進めることが必要」と、法務担当者としての心がまえを伝えていました。
その後、参加者はAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」のレビューモジュールを使って改めてレビューに挑戦。
AIがリスクを指摘してくれた項目を見ながら、サクサクとレビューを進めていました。
「レビューの大変さを身をもって実感」
その後は「なんでもQAタイム」として、参加者から村嶋ゼネラルマネージャーへの質問タイムが設けられました。
「法務として『LegalOn Cloud』で一番魅力的だと思う機能は」
「お客様に、契約書レビューの重要性について伝えるにはどうすれば良いか」
「従業員規模が小さい企業への提案はどのような工夫が必要か」
など、自分たちのサービスの魅力を伝えるにはどのようにすれば良いかという質問に集中していました。
終了後、参加者からは「契約書レビューの大変さを身をもって実感できた」「商談の際の引き出しが増えた」と感想が出ていました。
ワークショップの発起人である奥川一樹・セールスゼネラルマネージャーは「参加者の中にはもともと、法務担当者が遠い存在だと思っていた人も多かったはず。
こうしたワークショップを通じ、法務の解像度が格段に上がっている」と手応えを話しています。
法務も全面バックアップで営業担当者を支援
実はLegalOnに入社してくる社員のほとんどが、法務経験がありません。
今回のワークショップの参加者も、法務経験者はいませんでした。
それでもLegalOnには、商談に必要な法務知識をつけるためのサポートがあります。
このワークショップ以外にも、法務に関する資料や説明動画、課題図書を入社時にお渡ししているほか、ビジネス法務検定の受験費用補助などがあります。
またLegalOnでは、今回のワークショップのように法務チームの全面的なバックアップもあります。
村嶋ゼネラルマネージャーは、「リーガルの会社で、リーガルのことについて不安があるのは良くない。
営業の方たちが安心して営業活動に取り組めるようバックアップしたい」と話しています。
LegalOnには、やりがいと成長を同時に実感できる環境があります。
法務未経験の方も安心してエントリーしてください!!!
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