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検索・推薦チームが社内ハッカソンをやってみたら、めちゃくちゃ有意義だった話

こんにちは、LegalOn Technologies採用の松本です。
今回は開発組織の取り組みとして、9月に検索推薦チームが実施した、開発合宿(ハッカソン)の様子についてお届けします!
当日、オフィスで合宿の様子を見学しましたが、チームビルディングなど開発以外の視点でも非常に興味深い取り組みでした。
エンジニアや開発職以外の皆さまにも、ぜひご覧いただければと思います!


概要

検索推薦チームの第一回目となる開発合宿(社内ハッカソン)は、9/5-6の2日間にかけて渋谷オフィスで開催され、7名のエンジニアが参加しました!

「ハッカソン」とは?
ハッカソン(Hackathon)とは、「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組み合わせた言葉で、短期間で集中的に開発に取り組むイベントです。参加者は与えられた課題に対してアイデアを出し、ソフトウェアを開発します。社内ハッカソンを実施する意義として、以下などが挙げられます。
イノベーションの促進
社員のモチベーション向上
チームワークの強化
スキルの向上 

もともと検索チーム内で「ハッカソンを実施したい」という声が上がっており、メンバーのモチベーションが高いうちに行動に移そうと、有志のメンバーが中心となって急遽企画されたそう。
そのため、比較的短期間の準備で、予算をかけずに実施することになりました。
▼エンジニアリングブログの記事では、ハッカソンの実施方法により焦点をあてて解説しています!


準備

まずは、メンバーたちが「どんなものをつくるか」開発ネタをアイデアボードに書き出すところから始まり、各自が好きなネタに取り組む形で開発テーマを決定!
テーマは業務に直結するものから全く関係のないものまで多岐にわたり、同じテーマに興味を持つメンバー同士でチームを組んでハッカソンに臨みました。

Miroのアイデアボード
普段の開発業務や振り返り、勉強会などでもMiroを活用しています

当日の様子

1日目

初日は終日開発に専念し、夕方に中間発表を行いました。
メンバーの取り組み方は様々で、集中して黙々と開発を進める人もいれば、チーム内で活発に議論を交わすグループもありました。

コミュニケーションをとりながら開発を進めるメンバー達
1日目 中間報告会での発表

中間報告会では、それぞれが開発途中の内容を共有し、メンバー間で活発な意見交換が行われました。各チームが直面している課題について、問題解決を試みる場面も見られました。

2日目

開発合宿もいよいよも大詰め。
成果物の完成に向けて最後の追い込みを行い、午後には成果発表会を開催。
各チームがプレゼンテーションやデモンストレーションを行いました。

チーム全員で行った発表会の様子

私も発表会の様子を見学させていただきましたが、素人目でも「こんなツールあったらいいな」と思う様な非常に面白いテーマが多く、たった2日という短期間で開発されたとは思えないほどのものばかりで、驚きました!

成果物

ここで、2日間で開発された成果物の一部をご紹介します。

★「契約ウォッチ」と連動する対話型AIツール

当社サービスのひとつである「契約ウォッチ」とChatGPTを連動させることで実現した、AIが質問に対して自ら判断し、関連するドキュメントを検索して回答を生成するシステムです。
(「契約ウォッチ」=当社が運営する法務関係者向けの情報提供メディア)

ChatGPT APIのFunction Callingを活用し、GPTに検索基盤のAPIの呼び出しをさせている

★Tech News Bot App(技術記事の自動共有Bot)

検索・推薦チームでは日々技術記事などを共有し合っていますが、「この作業を半自動化できないか」ということで、技術関連のブログやニュースを自動収集し、Slackに投稿するBotが開発されました。
こちらのBotはハッカソン後からチームのSlackチャンネルで実際に運用され、効果的に活用されているそうです!

GPTを活用して記事のフィルタリングや要約を行うことで、共有作業の半自動化を可能に

その他にも様々なテーマのプロジェクト成果が発表され、実用的で便利なツールの開発に「いいね!」の声が次々と上がっていました。
最後は各々が一番印象に残ったテーマに投票し、優秀賞を決定しました!

2日間の合宿を振り返って

合宿に参加したメンバーたちの感想をご紹介します。

🧑 2日間で次々と動くソフトウェアが完成していったのは素晴らしい体験でした。 将来的に活用できる可能性のある技術を集中的に検証できたことは非常に有意義だと感じました。
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👨‍🦱 
素晴らしい試みでした。日常業務から離れて新しいものを作る機会として、またチームビルディングの観点からも有意義でした。 特に1日目の終盤に、メンバー間で「最近これやってたよね? どうやってたっけ?」といった活発な会話が交わされていて、普段リモートで作業している私たちにとっては新鮮な体験でした。
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👨‍🦰 普段できないが、チャレンジしたいと思っていたことができて良かった。 2日間という制約があったからこそ、集中して取り組むことができたと思います。
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🧒 2日間完全に業務から離れることで、クリエイティブな気分になれました。 普段触れない技術に挑戦し、限られた時間内で成果を出すというスリルが楽しかったです!
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👩‍🦱 「おもしろそう」と思っていたアイデアの実現に没頭できて、とても楽しかったです。わずか2日間という短期間でしたが、実用性の高い成果物が生まれて非常に良かったと思います。
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👱‍♂️ 普段触れない技術に触れる機会となり、非常に有意義でした。 開発環境の事前整備が、本番でのスムーズな開発につながることを実感しました。
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🧔 長年温めていたアイデアをほぼ全て実現できて満足しています。チーム全員のプロジェクトに大きな可能性を感じました。

「やって良かった!」「ぜひまたやりたい!」と皆が口々にする中、充実した2日間の合宿は幕を閉じました。

普段リモートワークがメインとなっている検索・推薦チーム。
今回遠方から参加したメンバーを含め、このハッカソンは、チームが一堂に会して親睦を深める良い機会にもなったようでした。

ハッカソンの成果や開発されたシステムの一部は、全社定例会議でも共有され、技術検証だけでなく、チームビルディングの面でも有意義な活動として、大きな反響を集めていました!
今後は検索・推薦チームだけでなく、全社規模での開催なども面白いかもしれませんね。

検索・推薦チームのみなさん、本当にお疲れ様でした!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。


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