【社内施策紹介】社員と社員をラジオ番組でつなぐ!「LegalOn Radio」
同じ会社の人の顔と名前、どのくらい知っていますか?
LegalOn Technologiesはおかげさまで絶賛急成長中ですが、同時に「人が一気に増えすぎて同じ部署にも知らない人がいる」といった問題も発生しています。
そんな課題の対策として、ES(エンプロイーサクセス)*メンバーが運営とMCを担当する社員紹介ラジオ番組を潜入取材。施策の背景などについても聞いてみました。
*社員の働きやすさや仕事満足度の向上、仕事を通じた自己実現などを目指すこと。またはそれに関する業務を担う部署。
社員紹介ラジオは“ランチのお供”
― 「LegalOn Radio」、いつも楽しく視聴させてもらっています。
どんな番組なのか、あらためてお聞きできるでしょうか?
藤田 毎月第1、第3木曜日のお昼に放送している社内公開のラジオ番組です。
毎回、5名程度の新入社員の人に登場いただいて、経歴や趣味、好きなものなどを自由に自己紹介してもらいます。
― ラジオといっても映像入りですよね。
藤田 そうですね(笑)。Zoomでスライド資料を表示してもらいながら配信するので。
ラジオというネーミングには、「お昼を食べながら、聞き流すくらいの手軽さで視聴してもらえれば」という気持ちを込めています。
― 確かに、“ながら見”の人が多いですよね。
そんな手軽さが、忙しい勤務時間中の放送でも長く見られている理由なのでしょうね。
いつごろから放送しているのですか?
藤田 2021年の3月からなので、ほぼ丸2年ですね。
私は去年から関わっているのですが、放送開始当時はちょうど社員数が増え始めた時期で、「お互い誰が誰だかわからない」という問題が出てきた頃だったようです。
― ラジオ番組という形態には、理由があるのですか?
藤田 当社は完全リモートワークやフレックスなど、柔軟な働き方を認めているので、オンラインのほうが見てもらいやすいからです。
出演する人の参加場所は、放送中の会議室、オフィスの自席、自宅などさまざまです。
番組を盛り上げるのはMCとしての質問力
― 番組は、何人くらいで制作しているのでしょうか?
藤田 今は裏方含め3名体制で、交代でMCを担当しています。
出演交渉や事前告知など準備で協力し合うことはありますが、放送当日の進行は、基本的に1〜2名で回します。
― そういえば今回、放送時は裏方誰もいなかったですね。
結構大変そうですが、どんな作業をされているのですか?
藤田 当日はZoomの設定とMCが主な役割です。
特に大切なのは、自己紹介の後に行う質問コーナーですね。
発表内の気になるトピックについて、掘り下げる質問をします。
その質問で視聴者にいかにその人に興味をもってもらえるか、MCの腕の見せどころです。
― 名前について突っ込んだり、本人が話したがりそうな趣味のポイントをついたり。
確かにいつも質問コーナーが盛り上がっている印象です。
他に工夫していることはあるのでしょうか?
藤田 番組専用のSlackチャンネルを作って、放送中は視聴者に自由に書き込みをしてもらっています。
自己紹介の内容に対していろいろな反応が集まるので、それをチェックして質問の参考にします。
放送といっても一方的なものではなく、双方向的に盛り上がればいいなと考えています。
― 放送前の準備に関しては、何か工夫はありますか?
藤田 視聴者数が伸びるように、出演交渉には気を使っています。
出演者と同じ部署の人が視聴してくれる傾向にあるので、出演者の所属部署がなるべく偏らないようにしていますね。
― なるほど。出演交渉は苦労しませんか?
藤田 当社は比較的コミュニケーションに積極的な人が多いので、すごく苦労する、ということはありません。
「おとなしそうだな」と思っていた人が、自分の番になるとノリノリで趣味の話をしてくれたりもします。
ただ、繁忙期などは断られることもありますね……
事前に予定をチェックして、できるだけ余裕がありそうなタイミングで出演を持ちかけます。
あとは、備品の補充など定型業務で社内を巡回する際などに、なるべく各部署の人とコミュニケーションをとって、ESメンバーの顔を知ってもらうようにしていますね。
顔見知りになれれば、断られにくいので(笑)。
視聴率は平均20%程度。ラジオがきっかけで社員がつながることも
― 放送をしていて、社員の人たちの反応はどうですか?
藤田 毎回大体80〜100名くらいの人が見てくれています。
これは放送開始時からあまり変わりませんね。
― 視聴者が固定化してきている部分があるのでしょうか?
藤田 出演者によって変わる印象ですね。
ただ、固定でいつも見てくれている人というのもあります。
― 反響はどんな感じでしょうか?
藤田 Slackチャンネルを見る限り、お昼の定番として定着してきてはいるのかなと思います。
「ラジオ見てますよ」と社内で声をかけてもらうこともあります。
反響があるのは、すごくうれしいしやりがいを感じますね。
― 反響や出演者の声で、印象的なエピソードがあれば教えてください。
藤田 登山好きの出演者の趣味の話が盛り上がって、社内同好会ができたことがありました。
そんなふうに趣味や出身地などで違う部署の人同士がつながって、どんどん交流の輪が広がっていってくれたらいいなと思っています。
LegalOn Technologiesは社員同士の関わり合いで成長できる環境
― 今後、やってみたいなと思う取り組みはありますか?
藤田 ラジオはオンラインの仕組みを活かした取り組みですが、それをもっと拡張して、例えばバーチャル空間を使ったコミュニケーション施策などもやってみたいですね。
出社している人とリモートワークの人の間の垣根をなくして、仲間意識や会社への愛着を社員全員が抱いてくれるのが目標です。
― 藤田さんから見て、LegalOn Technologiesはどんな会社ですか?
藤田 そうですね、なんでも言葉にできるし、聞いてもらえる空気があるなと思います。
ラジオ番組のような取り組みも、自然に受け入れられる風土があるというか。
― そうですね、自分も「いいものやナレッジは上下の隔てなく共有する」という雰囲気はすごく感じます。
藤田 一芸に秀でた人、ユニークな経歴をもった人などいろいろな社員がいますし、お互いに刺激があるのは成長への期待も感じますよね。
そんな人同士が、もっともっとつながれるきっかけづくりを、ESメンバーでしていけたらと考えています。
― 本日はありがとうございました。
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