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LegalOn Technologiesの新サービス記者発表会、その裏側に迫る。

LegalOn Technologies 広報の大原です。

2024年4月9日、LegalOn Technologiesは、新サービスの「LegalOn Cloud」(リーガルオンクラウド)のお披露目と、会社の今後の戦略をお伝えすべく、渋谷のヒカリエで記者発表会を実施しました。

今回は、社運を賭けた「LegalOn Cloud」を世にお披露目するまでの軌跡、当日の様子をお伝えします。


「新サービスの認知のために記者発表会は必須」構想は開催の1年前から

AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」(https://www.legalon-cloud.com/)の構想が社内に発表された2023年春ごろから、「初めの認知の山場を作るためにサービスの記者発表会は必須だな」と考えていました。
どんな記者発表会にするか、他社の発表会の事例を参考にしながら情報収集を行いました。

当日のリハーサルの様子:オンラインで記者発表会を生配信するための機材

記者発表会半年前

このころから、記者発表会をどのタイミングで実施しようかを検討し始めました。
正式リリースの半年前に実施する案や、正式リリースのタイミング(2024年4月)、その間など様々な時期で開催した場合のPros & Consの洗い出しました。

社内の経営陣や開発、営業などの意向に加え、記者発表会から正式リリースのタイミングにタイムラグがないほうが認知や導入効果が高いと考え、2024年4月に記者発表会を実施することに決めました。

会場でのリハーサルを終えて、直前までより良い発表になるようすり合わせ

記者発表会3か月前

2024年に入ったあたりから記者発表会の具体的なKPI、開催場所など、より具体的な内容を考え始めました。
「LegalOn Cloud」はこれまでのサービスとは一線を画すもの。当社が提供している既存のリーガルテックサービスは契約審査や契約書管理をそれぞれ支援するものでしたが、「LegalOn Cloud」は法務業務にまで支援を広げ、企業・組織のさらなる成長を促すという革新性があります。
きちんとLegalOnとしての意気込みや覚悟も伝えたいと考え、装飾やライティングなどで新サービスが実現したい世界観を表現すべく、しかるべき会場を借りる判断をしました。

また、このころには日本の4大法律事務所の一つである森・濱田松本法律事務所との業務提携の話も進んでいたので、このトピックを事業戦略の柱とし、「LegalOn Cloud」をサービス戦略の柱として、この2軸で発表会を構成しようと考えました。

会場を押さえての発表会運営は私たちだけでは困難ですし、メディア誘致もしっかり行いたい。そう考え、当社として初めて、PR会社の力を借りることにしました。
会場選定については、ちょうど4月に渋谷に移転することが決まっていたので、渋谷でリサーチ。
PR会社に幾つか提案をいただく中で、利便性的にも会場の広さ的にもこちらの要望と合致した「ヒカリエホール」で実施することに決めました。

舞台裏控室、台本を読み込む当社代表の角田

記者発表会1か月前

協力してもらうPR会社が決まり、この時期に一気に発表会の準備が進みます。
記者発表会へのメディア誘致、どういった文脈での露出を狙うかの戦略立案、登壇資料の検討・作成、FAQの準備、お土産のノベルティの企画・制作、など。

■ 登壇資料
登壇資料は発表会当日まで修正を重ねて、直前までブラッシュアップしました。
「LegalOn Cloud」のパートでは、PdM(Product Manager)やPMM(Product Marketing Manager)といった開発メンバーを中心に、どうすればサービスの構想や強みが伝えられるかを議論し、発表資料に反映していきました。

■メディア誘致
PR会社と当社とで手分けをして、メディアを誘致。
最終的に40以上のメディアに参加表明をいただきました。
多くのメディアを誘致できたのは、日ごろのメディアリレーションの賜物だと実感しています。

■ノベルティ
「LegalOn Cloud」という名称やキービジュアルに沿ったものと、普段の生活でも使えてなじむデザインのノベルティを用意したいなと考えました。

そこで今回用意したのはこちら。

・キューブ型カステラ(上段左)
  LegalOn Cloudのキービジュアルに多数の正方形があしらわれているので、キューブ型のカステラを。

・今治タオルの雲ごこちタオル。(上段中央)
 「LegalOn Cloud」のcloud=雲にかけて。ふわふわタオルにグレーでLegalOn Cloudの刺しゅうを。

その他、モバイルバッテリー、ロゴ入りペン、ロゴ入り付箋、ロゴシールといった、普段の業務で使用できるノベルティを用意しました。

<LegalOn Cloudのキービジュアル>
LegalOn Cloudのキービジュアル。
開かれたノートPCは革新の法務クラウドサービスへの扉。ディスプレイから溢れるアイコンのキューブは、蓄積された法務ナレッジの結晶体であり、組み合わせやアップデートを重ねることで、さらにダイナミックに進化し続けるプラットフォームであることを表現しています。

記者発表会本番

当日は豪雨で、どうなるかと思いきや会場も用意した席が9割がた埋まるほどにご来場いただきました。

記者発表会は代表 角田の挨拶から開始。

角田による冒頭挨拶
執行役員・CPO(Chief Product Officer) 谷口から新サービスを発表
新たに業務提携をさせていただくことになった森・濱田松本法律事務所のパートナー弁護士である飯田先生にもご登壇いただきました。
記者からの質疑に対応する角田と谷口

今回の発表会は、メディア関係者だけでなく日頃からお世話になっているお客様や株主、パートナー企業などにも中継を行いました。
さらに従業員に向けても、発表会の前日に移転した渋谷オフィス内にあるフリースペースにてパブリックビューイングも開催。

メディア関係者、お客様、株主、パートナー企業、従業員あわせて記者発表会の視聴者数は500名以上にものぼりました。

オフィスから記者発表会を視聴する従業員たち。立ち見も!!

記者発表会を終えて

・メディア掲載
記者発表会を受け、様々な媒体で記事にしていただきました。

リーガルオン、契約法務を一元支援 森・浜田松本と提携
LegalOn Technologies新プロダクト発表会
AIで法務業務全体を支援する「LegalOn Cloud」を発表─LegalOn Technologies | IT Leaders

上記は一例で、他にも50を超えるメディアに掲載いただきました。

・社内の各プロフェッショナルが結集したプロジェクトに
今回記者発表会には、広報だけでなく、登壇した角田やCPOの谷口に加え、ブランディング担当やデザイナー、PMM、PdM、カスタマーマーケ、イベント担当などなど様々な社内のプロフェッショナルの力を借りました。

  • 登壇資料は、PdMやPMMと広報が連携し内容を固めていきました。加えて、デザイナーによって、内容もdesignも洗練されたスライドが完成しました。

  • 舞台上のバックパネルや演出は、展示会など造作物に慣れているイベント担当からのアドバイスを踏まえることによって、登壇者が映えて、驚きのあるものとなりました。

  • お客様への記者発表会の中継は、日ごろからお客様向けのイベントやコミュニティを運営しているカスタマーマーケティング担当者の知見や経験に助けられました。また、セミナー配信担当者にも、配信時のサポートをしてもらいました。当日配信が止まったり、音が聞こえない、映像が配信されないなどといったこともなく、視聴いただいた方からは良い反応を多数いただくことができました。

改めて、社内には様々さまざまな分野の知見があり、頼りになるメンバーがたくさん沢山いることを知る機会になりました。

・記者発表会は始まりであること
記者発表会という大きな節目は越えましたが、「LegalOn Cloud」のリリースをお知らせする機会というだけ。

「LegalOn Cloud」の船出のタイミングでしかなく、これからたくさんのお客様に使っていただき、価値を感じていただき、法務業務を「LegalOn Cloud」でより良くしていただくことが重要です。

今後、広報として認知と行動変容につながるようなコミュニケーションを取っていけるか、やれることはまだまだたくさんある、と感じています。

LegalOn Technologiesでは今後も広報主体で、様々な施策を仕掛けていきたいと思います。
引き続きご注目ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!