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スタートアップ創業期の管理部門立ち上げ。LegalForceはどう乗り越えた?

こんにちは、広報担当です。🐈
続いては、スタートアップ創業期の管理部門立上げにフォーカスしてインタビューしていきたいと思います!

管理部門は経理や人事、総務、法務などの職種を指し、営業部門や開発部門をサポートします。業務は人材採用、勤怠などの管理、評価、育成、支出管理、請求書発行から経費支払い、契約書作成や規程の作成と運用など多岐に渡ります。
カバー範囲が広範囲で専門知識を必要とするが故に、一朝一夕では整えられません。また、スタートアップ企業は組織拡大も早く、取り巻く環境は刻一刻と変化していくため柔軟な対応を迫られます。
スタートアップ企業が事業成長のために越えなければならない壁。管理部門の運営と強化。LegalForceはどう乗り越えたのか。ご紹介します。

話を伺ったのは、この方!🎉

ジーちゃん?!ではなく、エンプロイーサクセス課 課長 副島司
(本人の希望により、LegalForce公式キャラクター ジーちゃんの写真を起用)

2019年7月1日からアミューズメント会社で店舗開発や管理部全般を担当。同社で出版業界の管理部と編集者を経験した後、2019年7月LegalForceに入社。入社後は、LegalForceでオンボーディングをはじめとした総務業務を担当。2022年10月エンプロイーサクセス課の課長に就任。現職。

それでは早速、LegalForceの創業期における管理部門体制について伺っていきます👉🎤


ー 3年ほど前、副島さんは人事総務労務を一手に引き受けていましたね。😶

備品の発注・管理、施設管理から、社内行事の企画・運営、来客・電話対応、配置転換・異動対応、福利厚生や、勤怠管理や新入社員の社会保険加入手続きなどの労務業務、毎月の給与計算など「何でも屋」と言われるほど様々な業務をこなしていましたね。


ー 創業期の管理部門は、変化に対応できる柔軟性が求められるかと思いますが、どのように管理部門を立ち上げ運営していきましたか。

当時は必要に迫られた順から、順々に対応している状況でした。そもそも創業期のスタートアップは思っている以上に、整えるべき事項が山積している状態です。数えきれないほどの失敗も経験しています。
入社して、私が必要性を痛感したのは新入社員の入社受け入れ体制の構築です。私の場合、入社初日にパソコンを渡されたのはいいですが、セットアップがされておらず、セットアップの方法も十分にわからないまま四苦八苦していたときに言い渡された仕事は、生ハムを切る台を組み立てることでした。その日はオフィスの移転パーティーがあり、準備を手伝いました。そして入社初日は終わりました。


ー 入社初日はわからないことが多いので、サポートしてほしいですよね。😢

なんかシュール。笑

そうなんですよね。こうした経験から、新入社員の受け入れ体制整備には早々に取り組むことにしました。新入社員にとって入社初日は大事な一日です。不安や緊張を抱えながらも、新天地で頑張ろうという意気込みで、会社に来てくれています。そんな気持ちに寄り添って、スムーズに業務を開始できる環境を提供したいと強く思いました。


ー ありがとうございます。立ち上げ期の管理部門を一手に引き受ける中で、これはもっと早く対応しておけばよかったというエピソードはありますか。

細かい業務内容になりますが、社会保険電子手続きには苦労しました。厚生年金や健康保険への加入業務は、遅滞なく速やかに各種手続きを行い保険証を従業員に配布することが重要です。そのため、保険証をスムーズに取得するためには、年金事務所とハローワークや郵便局に書類を提出する必要がありますが、直接役所に提出すればその場で保険証を発行いただけるため、初期の頃は入社者が決まるたびに自ら直接提出をしに行っていました。
しかし、入社のたびに提出しなければならないと、業務工数が逼迫し、段々と対応が追いつかなくなっていきました。そうなって初めて電子申請を検討しましたが、もう少し早く申請を電子化しておけばよかったなと反省しています。


ー お話を伺う中で、改めて各社の事例を知ることの重要性を感じました。🙌

ありがとうございます。特に、情報が少ないスタートアップ創業期においては、失敗や成功談というのは非常に重要な情報になると思います。
宣伝になりますが、そんなスタートアップの創業期のバックオフィス部門担当者のために用意したカンファレンスがあるのでぜひご紹介させてください。

トークセッションの一部を、創業期、成長期、上場準備期に分け、テーマごとにお話をいただきます。特にこの記事を読んでいただいた皆様には、セッションAの創業期をぜひ見に来ていただきたいです。


このセッションでは、
● 株式会社RevComm 執行役員 Head of Human Resources / Legal / CorpIT / Admin 乾 将豪氏
● キャディ株式会社 経営管理部マネージャー 伊藤 達也氏
● OLTA株式会社 取締役副社長 兼 CSO 武田 修一氏
● フリーランス人事 成定 優氏

の4名を交えて、「創業期のバックオフィスメンバーが担う責任と管理部門の立上げ」というテーマでお話しいただきます。

▼大型スタートアップカンファレンス「BOOSTER’SDAY」の詳細はこちら

他社ではどのように創業期のバックオフィス部門を立ち上げたのか、参考にしていただける内容が詰まっているのではないかなと思いますので、ぜひ参考にしていただきたいです。


ー ありがとうございます、大変勉強になりました。最後に、創業期のバックオフィス部門を担当されている方にアドバイスがあればお願いします。🎤

企業の創業期においては、とにかく変化が多く会社の変化に応じて適切なアドバイスや提案ができるようにすることが大切です。
そのため、定期的に企業が開くセミナーや、役所からの情報提供、今回の記事のような他社の事例などを参考にするなどして、世の中の情報に敏感になりまずは、幅広く情報をキャッチすることが大切だと考えています。






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