検索技術勉強会~2024 Spring~ イベントレポート
こんにちは! LegalOn Technologies採用担当の堀次です。
2024年5月31日に、『検索技術勉強会 ~ Search Engineering Tech Talk ~ 2024 Spring』を当社の渋谷オフィスで開催いたしました!
総勢50名以上の参加者が集ったイベント当日の様子をお届けいたします。
ぜひ最後までご覧ください!
検索技術勉強会とは?
2019年の初回から始まり、今回で6回目の開催となった検索技術勉強会。
この勉強会は、「検索」/「検索システム」に関連する技術や手法、そしてサービスを作る上での共通の課題とその解決策の知識を共有する場を提供することを目的としています。
「特定の検索エンジンに限定しない検索の勉強会があれば……」という1人のエンジニアの声から始まったこの会は、様々な企業の検索エンジニアたちのコミュニティで運営しており、以下のようなトピックを扱っています。
前回(第5回目)の様子はこちらから。
イベントページ: https://search-tech.connpass.com/
今回も、当日運営を主導した当社の検索エンジニアの浅野、勝田に感想を聞いてみました!
5か月ぶりの開催! 会場は新しい渋谷オフィス
- 4月の移転後に初めて、渋谷オフィスでの勉強会開催となりましたね!
勝田 台風予報でどうなるか心配だったのですが、無事に開催できてよかったです。
ありがたいことに今回もたくさんの応募をいただけて、当日はセミナールームがいっぱいになりました!「オフィス綺麗ですね」というお声もたくさんいただけましたね。
- 今回、検索技術勉強会の創案者でもある大谷さんにも、運営をサポートいただきましたよね。
浅野 大谷さんの司会も、安定感があってさすがでしたね。
ご自身としては、久しぶりのイベント司会で上手くいかなかったと反省されていたんですが(笑)。大変心強かったです!
スピーカー4名による登壇発表
今回の発表では、4名のスピーカーの方に登壇いただきました。 ご多忙な中、ご参加いただきありがとうございました!
①『RAG改善からみたクエリ・ドキュメント理解とリランキング』FRAIM株式会社/水野様
②『MongoDB Atlas Searchの紹介』MongoDB Singapore/林田様
③『検索失敗率のモニタリングから改善まで』株式会社ユーザベース/崔様
④『Lucene/ElasticsearchのCharacter Filterでユニコード正規化するとトークンのオフセットがズレるバグへのWorkaround』株式会社LegalOn Technologies/神田
- 今回は、LT(Lightning Talk)が新たに追加されてましたね。
浅野 LTやりたいよね、と主催者の間で話していたのと、SNSでも「気軽に発表したい」という声があったりして、今回取り入れてみました!
発表テーマは、検索にまつわることであれば何でもいいですよ、と基本は発表者にお任せしています。
新しめなトピックからニッチな内容まで、さまざまなテーマの発表を聞くことができました。
勝田 開発している中で起こる、あるあるの課題について解説してくれていたので、すべての発表がとても面白かったですよね。
参加者の皆さんからも、「発表内容が面白かった! ためになった!」という声が多かったです。
- 発表者はどのように募られたんですか?
浅野 事前にご案内していたGoogleフォームで立候補いただいたりとか、あとは個別にお声がけさせていただいたりしました。
FRAIM株式会社の水野さんは、3月頃に開催された別の検索のイベントで知り合って、そこで直接「発表しませんか?」と声をかけたんです。
その場で快諾いただけて登壇いただけることになりました。
千瑛さん(MongoDB Singapore 林田さん)は実は昔からの知り合いで、自分がSNSで「勉強会やります!」と呟いたら「発表したいです!」と直接連絡をくれたんですよ。
また株式会社ユーザベースの崔さんは、Googleフォームから立候補いただいたのですが、なんと彼女はオフラインでの発表が初めてだったみたいで。堂々と発表されていたので、全くそんな風には見えなかったですね。
勝田 どの発表も、質疑応答も結構盛り上がっていましたよね。 「実際に同じ悩みにハマったことがあるから助かる」という声もあったりして。
自分自身もとても勉強になりました。悩みを共有できるのっていいですよね。
浅野 そうですね。あとは生で発表を聞くことによって、取り組み内容がよりリアルに伝わって良いなと感じました。
もちろんブログなどで公開する方法もあるのですが、なかなかブログだと公開できない(しづらい)内容もあったりして。
そんな話にもふれられるのは、やはりオフライン開催の良いところですね!
懇親会まで大盛況 久しぶりの再会も
- 懇親会も多くの方が参加されていましたね。
浅野 そうなんです。参加者のほとんどの方が懇親会まで残ってくれて嬉しかったです!
勝田 用意していた名札に、connpassのアイコンが添えてあるのは良かったですよね!アイコンだけ知っている方と、実際にお会いして会話することができて、良い機会だったなと思います。
浅野 そうそう! SNS上ではお話ししたことあるけど初めまして、みたいな(笑)。 「いまこんな悩み・課題があって」などをお互いに共有し合うことができました。
- 特に印象に残っている会話などはありましたか?
勝田 以前当社のインターンに参加いただいていた方が、当日参加してくれていたんです。
「最近どうしてるの?」などの近況を聞けて良かったですね。 SNSでは繋がっていたのですが、インターン期間が終わってから直接お会いする機会がなかったので、久しぶりの再会ができました。
浅野 そうなんですね!
自分は、オンラインで開催されている検索系の論文読み会でよく発表されている方が、当日参加してくれていて嬉しかったですね。
その方が発表されている論文の内容が自分も興味のあるものが多かったので、お会いできるのを楽しみにしていました。
予想通り話が盛り上がって、大変良い体験でした!
勝田 本当に最後まで盛況でしたね!
イベントを振り返って
- 最後に、全体を振り返っていかがでしたか?
浅野 前回、コロナによる休眠期間を経てようやく再開できたこの勉強会を、まずは「継続して」開催することを今回のテーマにしていました。
今回も社内外の多くの方に手伝っていただきながら、新しい渋谷オフィスで無事に開催することができたので、協力者のみなさんには本当に感謝しています。
参加後に自分の知人が「東京に検索エンジニア10人くらいしかいないと思ってた」とSNSで呟いていたのを見かけたことが、とても印象深かったです。
あらためて今回こういった交流の場をつくれて良かったなと思います。
- 今後やってみたいことはありますか?
勝田 オンラインとオフラインの同時開催を実現できると良いですよね。
さらに、SNSで投稿されたコメントをリアルタイムで共有し合う、みたいなことができれば良いなと。
例えば、参加しながらX(エックス)上でハッシュタグがついた投稿を、会場の画面に表示するといったことができると、もっと盛り上がるかなと感じています。
発表者がリアルタイムでハッシュタグ投稿を見れると、よりインタラクティブな発表にできそうだと思っています。
浅野 たしかに! そういったオンラインツールを使っているイベントありますよね。
それができたらもっと盛り上がれる面白いイベントになりそうですね。
最近また検索領域はホットになりつつあるので、「続ける」を大事に勉強会開催していきたいです。
あとは、次回以降は運営をチームで回せるようにしていけたらなと。
次回は勝田さんメインで運営できそうですか(笑)?
勝田 はい、大丈夫です(笑)!
準備にも慣れてきましたので、前回よりスムーズに進められたかなと思っています。
検索分野に明るい方から最近勉強し始めたばかりの方まで、幅広く一緒にコミュニケーションできるような場を用意することは、社会に貢献できているという実感がありますし、今後も協力していきたいです!
- 次回以降も楽しみにしています! あらためてお疲れさまでした!
登壇者募集中!
検索技術勉強会では、次回の開催に向けて登壇者を募集しています!
登壇・発表にご興味がある方は、ぜひお気軽に以下のフォームから主催者までご連絡ください!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも興味をもっていただけましたら、ぜひお気軽に採用チーム(recruiting@legalontech.jp)までご連絡ください。
選考でお会いできることを楽しみにしています!