スタートアップの組織的課題を乗り越える! リーダー合宿実施レポ
スタートアップの組織成長には壁がつきもの。
LegalOn Technologiesも例に漏れず、急激に規模が拡大した結果、さまざまな組織的課題が浮上してきました。
それらの課題を解決すべく、「リーダー合宿」を実施。
部門や役職の垣根を越え、フラットな立場で白熱した議論を戦わせました。
スタートアップ企業がぶつかる壁とその乗り越え方を炙り出した合宿の模様を、写真付きでお届けします 。
1日目午前:合宿の目的は全リーダーの目線合わせ
研修はレクチャーとグループワークを取り混ぜてみっちり8時間。
さらに翌土曜日にも2時間と、かなり濃密でハードな内容でした。
開幕はCEOのあいさつから。
この合宿の目的が、さらなる組織成長のため、全従業員の目線合わせのためであることが語られました。
1日目午前:第一部は先行事例に学ぶマネジメント
第一部は、人と組織観点の経営支援を行なっているコンサルタントの方によるレクチャーとグループワーク。
先行事例を交えながら、変化が激しく予測が難しい環境下における人的マネジメントのポイントを解説していただきました。
先行事例の事例研究では、従業員個人の“持ち味”と仕事という“機会”を想像することがこれからの時代におけるマネジメントには重要であるということを学びました。
1日目午後:第一部後半は「持ち味」と「●●観」のワーク
具体的なチームマネジメントのポイントのレクチャーを受けた後、第一部の後半では、グループメンバー同士の持ち味を伝え合うワークを行いました。
誰かに持ち味を言ってもらうことの感触を知り、メンバーの持ち味を活かしたマネジメントの効果を実感してもらうことが狙いです。
持ち味は仕事において、プラスにもマイナスにもなり得ます。
自身の持ち味をプラスに活かす土台は心理的安全性の有無であり、リーダーが安心して持ち味を発揮できる土壌を提供できているかどうかにかかっている。
ではその土壌を築くためにリーダーができることは?という点が、このパートでの学びでした。
第一部最後のレクチャーはマネジメント層自身がもつべき“軸”です。
リーダーとして悩む場面に直面した時、よりどころとなる軸があると、大きな助けになります。
その軸になるのが、人間観、仕事観、組織観などの「●●観」。
自身の●●観とはどのようなものかを振り返り、仕事人としての自身の原点を探るワークが行われました。
一部終了後には感想の発表会があり、以下のような声が寄せられました。
「持ち味を言い合うワークでは、挙げられた持ち味が結構共通していて、そこまでお互いに詳しく知らない同士なのに、意外と見えているんだなと驚いた」
「営業、開発、管理部門の人が集まって深い話をする機会はあまりないので、いろいろな視点が見られて良かった」
「執行役員同士でグループワークをしてみて、執行役員はやはり話し好きが多いなとあらためて思った」
1日目午後:第二部は従業員サーベイ結果を踏まえたワーク
第二部は、事前に行なっていた全社モチベーションサーベイの調査結果報告とワークです。
まずはサーベイの結果と分析を聞き、そこで感じた課題を「経営陣への提言」「リーダーとして今後取り組みたいこと、やるべきこと」の二つにまとめるというプログラムでした。
提言に関しては主催者側から「くれぐれも無礼講で」という申し入れもあり、忌憚ない意見を募りたいという経営陣の並々ならぬ意志を感じました。
報告では、対会社、対上司、対職場の三つが、それぞれ期待度と満足度のマトリクスで分析されていました。
同規模の企業と比較したデータも明示され、客観的にも当社の抱える課題感を把握する機会となりました。
その後のグループワークは、研修開始からすでに6時間が経過して疲労も見えてくる頃にも関わらず、熱い議論が交わされました。
2日目:経営陣への提言は白熱した展開に
グループワークでまとめたことの発表と執行役員への提言は翌土曜日の午前中に実施。
昨日の熱気をそのままに、大げさでなく“無礼講で忌憚ない提言”がなされました。
提言に対してリーダーと執行役員が熱心に質問を重ね、議論が深まるあまりに時間オーバーで運営側が焦る一コマも。
最後まで高い熱量を保ったまま合宿は終了。
懇親会を経ての解散となりました。
スタートアップ企業は、どうしても目先の利益を追うことに手一杯になりがちです。
そんなスタートアップのいち企業であって、それでも今回の合宿のような先を見据えた視点での取り組みを行うLegalOnは、わが社ながら従業員のことを考えてくれる会社だなというのが、全体を振り返っての印象です。
LegalOn Technologiesは、新しく仲間になってくださる方を募集しています!詳しくは、以下をご覧ください。
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