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【後編】LegalOnのPdMリードって、どんな人? - プロダクト開発への想い・PdM組織編

LegalOn TechnologiesのPdM(Product  Manager)は、開発の舵をとり、ユーザーの課題解決につながるプロダクトを届けるために、重要な役割を果たしています。
今回は、プロダクトマネジメント組織のトップとしてPdMを統率する谷口にインタビュー!
後編では、プロダクト開発への情熱や、LegalOnのPdMに共通する特徴、求められる資質などについて聞きました!
<前編/キャリア・入社エントリーについてはこちら>

谷口 昌仁(たにぐち・まさひと) PdMリード
京都大学大学院を修了後、事業会社での営業経験を経て、12年に渡り経済産業省(旧 通商産業省)での行政業務に従事。米国ハーバード大学(MPA)、南カリフォルニア大学(MBA)での留学を経て、帰国後は楽天株式会社にて楽天市場パッケージメディア事業の事業長、執行役員を担う。その後、複数の企業でのWebサービスやスマホアプリの立ち上げからグロースまでを経験したのち、株式会社afterFITに入社。2022年10月からLegalOn TechnologiesにリードPdMとして参画し、現在はプロダクトマネジメント組織長として、開発戦略の指揮をとりながら組織マネジメントも担う。


つくりだしたプロダクトを「わが子」と思い、育てていく

ー 谷口さんがリードPdMとしてLegalOn Technologiesに入社したのは、2022年の秋でしたね。
前編では「リアルな世界をエンパワーメントしたい」と仰っていましたが、プロダクトを開発する上で、どんなことを大切にされていますか?

エンパワーメントする対象にはこだわっていないんですが、「今これをやることが社会にとっていいことか? 社会全体を元気にするか?」 を大事にしています。
誰もが思いつくことほど、おもしろくないものはありません。
僕はそのさらに10年先を見据えたアイデアを形にしながら、人間をエンパワーメントすることをやっていきたい。

それで、僕がこの世を去った後に「ああ、谷口さんがいてよかったな」とみんなに思ってもらえたらいいなと考えています。

― 強い想いを持って、プロダクト開発に臨んでいるんですね。

昔からものづくりのが好きで、高校のときは芸大で工業デザインを学ぼうと思っていたくらいですから。
実は僕の自宅も、耐震強度計算以外は全部自分で設計したんですよ、ネジひとつに至るまで(笑)。

自分が製作したものは分身というか、自分の子どもなんです。
その製作物が世に受け入れられるまでには、しんどい時期が必ずあって、順風満帆にはいかない。
でも、わが子だと思えば、そこを乗り越えられますよね。
日本一・世界一のサービスをつくるには、その思いがとても重要です。

ユーザーに想いをはせ、自ら課題をみつけて取り組める前向きさが大事!

― ずばり、LegalOnのPdMの特徴は何ですか?

他社ではPdMが「指示待ち」になってしまう例も聞きますが、LegalOnでは基本的に物事を前向きに捉える人ばかりですし、自ら取り組むべき課題を設定して、改善に向けて突き進んでいける人が多いですね。

それには、LegalOnの職場環境の良さが影響していると思います。
前例のないサービスをつくるからには、自らがユーザーにヒアリングして課題を見つけ、それに対してどんなソリューションがあるか、データをもとに考えなければいけない。
そして、それを進めるためには自ら周囲を説明・納得させなければならないというカルチャーがありますからね。

経営者のスタンスもあります。
PO(プロダクトオーナー)として製品づくりに積極的に関わる経営者も多いですが、LegalOnではPdMにある程度託し裁量を持たせる風土があります。

― どんな人がLegalOnのPdMに向いていると思いますか?
 
やはり、プロダクトを自分の子どもだと思って向き合える人ですね。
その思いがあれば、プロダクトのことが気になって、自然にユーザーに話を聞いたり改善提案をしたりできるはずです。

一緒に働きたいのは、映画「プラダを着た悪魔」の主人公・アンドレアですね。
彼女はジャーナリスト志望でしたが、興味のないファッション誌の編集長アシスタントとして採用されます。
アンドレアは言われただけの仕事をするのではなく「これは何のためにやるのか」を考えて取り組んで、やがて仕事におもしろさを見出していきます。

― 「指示を受けたからやる」のではなく、その仕事の目的をいかに考え、やり方を見出せるかということですね。

その点で言うと、営業ができる人はPdMもできると思っています。 
営業は、ものを売りつける仕事ではありません。
商品・サービスの価値を把握し、お客さまの立場や状況を捉えて、課題解決につながるベストな選択肢を示す仕事。
そうしてユーザーに思いをはせることは、PdMとしてとても重要なことです。

LegalOnのPdMはスタートアップ企業の社長ぐらい裁量がある!

― LegalOnのPdMだからこそ挑戦できることや、伸ばせるスキルは何だと思いますか?

当社のPdMは、1つのサービスのPOと同格。スタートアップ企業の社長のようなものです。
言われたものをただ開発するのではなく、ターゲットとしているお客さまの課題を捉えて、それに対してどんなサービスをどんなロードマップで開発するか、どういうメッセージでお客さんに届けるかまで考え、実行するポジションです。

僕はあくまで全体のコンセプトを伝えるだけで、PdMにはその中でかなり自由にやってもらっています。
コンセプトと大きく違う方向に向いていたら、理由を聞いたり、アドバイスをしたりする程度。
PdMとしてやれることが多い一方で責任も大きいので、それを「おもしろい」と思える人には最高の場所になると思います。

それと、LegalOnは、ちゃんと理屈が通っていることならどんな立場の人も聞いてくれる環境。むしろ代表の角田を含めて、みんな「説得されたい」と思っているところがある(笑)。
もし自分がやりたい事ができないなら、それは説得材料が不十分だったということなので、もう一回トライすればいいんです。

― 最後に、当社のPdMに興味をもっているみなさんに一言お願いします!

僕もこれまでのキャリアで何度も職を変えていますが、「動くのは今だ!」と「いや、今じゃない」で迷ったときは、常に「現状を変える方」を選択しています。
そっちを選ばなくて後悔するよりも、選んで挑戦して失敗したほうがずっといいと思っていますから。

選択した道を成功につなげるには、自分がうまく羽ばたけるような環境をつくることも大切です。やりたい仕事があるのなら、上司に「こいつにやらせたほうがいいな」と思ってもらえるような働きかけをするべき。
そうして周囲の環境を変えられる人こそ、いいプロダクトをつくっていけると思います。みなさんのチャレンジをお待ちしています!

<前編/キャリア・入社エントリーについてはこちら>

 ▼LegalOn Technologiesでは、PdMを積極採用中です!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!